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【パリ】懐かしのCité Uからのモンパルナスでクレープランチ

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「Cité Internationale Universitaire de Paris」通称Cité U。

10年前初めてのパリ生活をスタートさせた場所。

たった1ヶ月だけここで過ごしましたが、私にとってはとても思い出深い場所です。

友達ができたり、色々なことがありました。

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私が住んでいたのはCité Uの中でも「Maison des Provinces de France」。

12月に到着したのですが、その前10月に下見を兼ねてパリに旅行に来ていました。

カルティエの雰囲気をつかむため旅行したのですが、その時はフランス語の標識や通りの名前が読めず、また初パリだったためお上りさん状態でほぼ観光地だけをうろうろしていたような。。。

それから1ヶ月以内にネットを通して住む場所を決め、借りることにしたのが「Maison des Provinces de France」の一室。

研究者の方が住んでいる部屋でしたが、日本に一時帰国するため1ヶ月だけ空き部屋を貸してくれました。

その時はパリの家賃の相場も知らず、結構安く貸してもらってすっごく有り難かった!

Cité Uは週2回(確か火曜と金曜だったかな)清掃が入り、シーツ交換などしてくれました。

洗濯は共同のランドリールームで。

私が借りた部屋には小さなキッチンとシャワー&トイレがついていましたが、キッチンがない部屋もあるらしく、共同キッチンもありました。

Cité Uは基本的に留学生や研究者、お医者さんなどの医療関係者が住んでいる場所で、とてもアカデミックな環境でした。

14区にあるのですが、治安も良く、若い人が多い印象。

また留学生や研究者が多いため、結構いろんな国の人がいて多国籍でした。

フランス語を覚えたくてフランス人の友達が欲しかった私は、部屋を貸してくれた人にアドバイスをもらい、フランス語⇄日本語のÉchange相手を探すためエレベーターのところに張り紙を出しました。

すると、早速フランス人のお医者さんとイタリア人の研究者の人からメッセージがきました。

最初の頃はフランス人のお医者さんに習っていたのですが、日本語も英語もまったく通じず、フランス語初心者の私にはコミュニケーションを取ること自体難しかったので、英語もフランス語もビジネスレベルのイタリア人の方に教わることにしました。

その後その方とはご縁があり、10年近く交流が続き、フランス語や英語だけでなく、パリの街のことやヨーロッパのことなど色々教わりました。

ちなみに、フランスでワーホリした後、日本に帰らずそのままカナダでワーホリする予定だった私は英語の練習相手も必要だったので、彼といるととても勉強になりました。

 

パリで初めての生活をスタートさせたCité Uは、私にとって本当に特別な場所。

私が住んでいたのがちょうどクリスマスの時期だったということもあり、帰省しないでCité Uに残る色々な国籍の人たちが集まるパーティにも参加しました。

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さて、そんなCité Uには学生が安く食事できるカフェテリアがあります。

私がカフェテリアに行ったのは、Cité Uから引っ越した後一度だけ。

部屋を貸してくれた研究者の人と、食事しました。

その時は全然混んでいなかったので、今回もパリ最初の食事をCité Uでと思っていたのですが、、、
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ランチタイムということもあり、めちゃくちゃ混んでいました💦

いろんな国籍の人や若い人たちがいて、なんか10年前の自分たちを見ているみたい。

不思議な感じ。

流石に混みすぎなので、今回はCité Uでの食事を諦めモンパルナスに移動しました。

NAVIGOに1週間分チャージしておいてほんと良かった!

こういう急な予定変更の時に乗り放題は助かります☺︎
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今回のパリ旅では、大好きなconfit de canad(鴨のコンフィ)とクレープを食べたいなと思っていました。

ロングフライトの後なので、比較的軽めなクレープを。

そしてクレープといえばモンパルナス。

パリ時代にいくつか行ったクレープリーのひとつ「La Crêperie de Josselin」へ。

久しぶりにガレット&クレープ+シードルでランチしようと思い足を運びましたが、ここもあいにく激混み💦

というわけで、道向かいの別のクレープリーに入りました。

外から覗くと8割ほど席が埋まっていて、しかもフランス人のお客さんばかり。

ここなら大丈夫だろうと思い、ドアを開けました!
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小さなお店で、サービスのムッシュが一人、キッチンが一人で回している感じ。

でもすぐに席に通してくれ、注文まで少し待ちましたが、笑顔でテキパキと対応されていました。

迷いましたが、今回は初めてのお店なのでクレープのみ注文。

洋ナシとバニラアイス、チョコレート、ホイップクリームが乗った「BOIS D'AMOUR(9ユーロ)」を。

注文する時ちょっと恥ずかしかったですが、洋ナシが食べたかったので思い切って頼んでみました。

待つこと7、8分。

私の「BOIS D'AMOUR」が運ばれてきました。

久しぶりに食べるパリのクレープ美味しかったです😋

昔はガレット&クレープなんてぺろりでしたが、やっぱりクレープだけでお腹いっぱいになりました。

今回はシードルは無しにして、食後にカフェ(2.5ユーロ)を頼み食事を終えました。

 

***

 

今回訪れたクレープリーは「Crêperie la Bigoudene」。

ジョスランの道向かいにあります。

Wifiもパスワードを聞けば無料でつなげますし、ソニー銀行のVISAデビットで支払いできました。

何より、サービスのムッシュが感じよく、気持ちよく食事ができるのでおすすめ。

もちろん英語メニューもあります。

ただ、一人でサービスされていて時間がかかるため、時間がある時に訪れるのがいいと思います。

またひとつパリで行きつけになりそうなお店に出会えました😄

🍽Crêperie la Bigoudene

62 rue du Montparnasse | Vavin/ Edgar Quinet, 75014 Paris, France