【フランス南西部&スペインバスク地方】パリでの出来事
久しぶりにフランス旅を振り返っていると、ますます旅行に行きたくなりました。
早くコロナが収束して、また海外旅行できるようになるといいなぁ。
今日は、パリで親切にしてもらったときのお話。
ずっと忘れられない出来事となりました☺️
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2018/6/3〜2018/6/13の11日間で、フランスのボルドーとバスク地方(フランスとスペインをまたがる地域)を旅しました。
楽しかったバスク地方からTGVでパリに戻り、パリ到着後は、宿に向かう前に用事を済ませることに。
サンジェルマンデプレにある「奇跡のメダイユ教会(Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse)」で家族やお友達へのお土産を手に入れようと思っていました。
お目当ては、もちろんメダイユ!
事前に調べた情報だと、教会の閉館時間は19時。
パリには帰国前日の夕方18時過ぎに到着予定でしたので、Montparnasse駅から教会最寄りのSèvres Babylone駅まで急げば十分間に合うと思っていました。
アンダイエからのTGVが5分ほど遅れ、モンパルナス駅に到着。
急いでメトロの方へ移動し、大雨の中なんとか18:50頃メダイユ教会に到着しました。
やったー!間に合った!と喜んで教会の敷地の中へ。
でも、以前訪れた時の記憶の場所にメダイユの売店らしきものがなく、シスターに聞いてみると、まさかの18:45クローズ。
教会は19時までですが、売店は早めに閉まるようです。
かなりヘコみました😢
でも、ここはフランス!ここはパリ!ここは教会!
ダメ元でシスターに、ちょっとだけでも開けてもらえないか聞いてみました。
そしたら、「明日また来てみたら?」ともっともなアドバイス。
明日もパリにいるならもちろんそうするのですが、、💦
翌日早朝にパリを発つので再訪できないこと、さっきバスクからパリに着いたばかりで急いで来たこと、どうしても家族やお友達にメダイユをあげたかったことなどを、つたないフランス語で訴えると、シスターがちょっと待ってと室内に入って行きました。
もしや売店開けてくれる?と思っていたら、まさかの嬉しいハプニング!
なんとそのシスターが、ゴールドのメダイユを2つ譲ってくださいました。
お金を払おうとすると「お金はいいから、ミサで祈っていってね。」と。
すごく感動しました😥
しっかりお礼を言って、台北のレトロノートをお返しにあげたら、とっても喜んでくれました。
そのあと10分くらいミサに参加して、教会をあとにしました⛪️
本当はもっとたくさん欲しかったし、ブルーやビンテージっぽいメダイユも欲しかったのですが、シスターが好意で譲ってくださった2つのメダイユは貴重な気がして、なんだかとても重みがあって、その親切な対応に本当に感動しました😭
この日のパリは道に水が溢れるくらいすごい大雨で、大雨の中スーツケースを持って移動し、約5時間の列車旅の後で、それだけでもかなり疲れていたのに、シスターの親切な対応でなんだか心があったかくなりました。
頂いた貴重なメダイユは、大切な人にあげようと思っています。
À bientôt 🤗